第6章 海の上での賑やかな日々
「ハチは大丈夫!実は無害なやつだから!・・・だってこれじゃケイミーとの約束が違うもんね。」
そう言うナミにサンジの目がハートになる。
自分を傷つけた人を助けるという判断が出来るナミを私は尊敬する。私には、絶対に出来ないから。
「ルフィ!」
「おめーが良いんなら仕方ねェ、タコッパチも助けよう!」
「目がタコ焼きなんですけど!!」
ウソップの言葉でルフィを見ると、本当に目がタコ焼きになっていて、どんだけ食べたいんだとルフィの食欲に驚いた。
まあでも、私もタコ焼き食べたい。
ルフィがケイミーとパッパグを救出して対岸に着地する。
「ゾロ、タコッパチの檻とロープを切れ!」
「おう。」
ルフィの言葉にゾロが刀の準備をする。
「麦わらァ、気をつけろよ!もうお前ら罠の中だ!"トビウオライダーズ"が海中から囲ってるぞ!」
はっちんが私たちに警告をしてくる。
「海からでも空からでも来い、暴れてやるぞ〜!野朗共ォ、戦闘だぁああ!」
ルフィの掛け声で全員が戦闘態勢に入る。
私は事前に創造しておいたロケットランチャーを構えて、トビウオの撃退の準備をした。
さぁ、どこからでもかかってこい、全部撃ち落としてやる。