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dearest moment

第4章 お祝い会


「ひとりで帰れる?送ろうか?」

 囁くような低い声に、また心拍数が上がっていく。

「い、いえ…大丈夫です。ありがとうございます」

 やんわり断ると、修兵が素直に腕を引っ込めたのでほっとして部屋を出る。

「ところで檜佐木さんはなんか用スか?」
「お前が引っ越しの片付け手伝えっつったんだろーが」

 しかし結局二人とも言い合いながら後ろからついて来たので、結果送ってもらったことになってしまった。二人にお礼を言いその夜は別れた。



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