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魔法使い見習いは玩具になりました

第5章 飴と鞭


「だから私に薬を…?」

ラウラは訊ねた。

「ああ、そうだ。」

ヴィムは頷いた。

そしてラウラの元に近寄り、ラウラを自身の膝の上に座らせた。

「私も怪我人を放置しておくほど、鬼ではないからな。ほら、腕を見せてみろ。」

腕には数ヶ所、傷があった。
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