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魔法使い見習いは玩具になりました

第10章 囚われた蝶


ラウラは手を引っ込めようとした。

しかしイリダルは凄い力で、ラウラの手首を掴んでいた。

「この私から逃げれると思うな。お前は私の糧となるのだ。」

そう言ってイリダルはラウラを抱き上げ、頭を叩いた。

(どうして、また私は…。)

ラウラはそのまま気を失った。
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