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【文スト】君の笑顔が見たいから【R18】

第10章 止められなかった



「濡れてるね」

そう言って、私を前に向かしてキッチンに手をかけさせる。

下着をずらされて、急にモノが入ってくるのが分かった。

『ん"んっ!?っひ、あつ、』

はっ、はっ、はっ、と息が上がるのがわかる。

「ちゃん、可愛い。可愛い声もっと聞きたい」

腰の動きが速くなってる。

『や、あッ、やあ…っ、は、はげしい、から…、もっとっ、ゆっくり…っ、あッ、んんっ!』

「ちゃん」

ああ、なんでこんなことしてるんだろう。

なんで、優しく名前を呼ぶのが敦さんじゃないんだろう。

「今、僕は誰に挿入れてる?ねえ、言って」

グッと奥に突かれる。

『ッ....わ、た、っあ、は、んんっ』

「うん?」

激しく動いていた腰は止まっていて、今なら言える。

『ん、んぅっ、....っ』

私がそう答えると、彼は満足したかのように

「うん、そうだよね。そうだよ。僕が愛してるのはちゃんだけだよ」

そう言われると、涙が出てきた。

目を閉じると、敦さんの姿が思い浮かぶ。

私は好きな人以外に抱かれてる自分が嫌になった。



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