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【文スト】君の笑顔が見たいから【R18】

第10章 止められなかった



太宰さんとどう接すればいいのか分からないまま日が過ぎていった。

太宰さんとの事を忘れて敦さんに夢中になれればいいのに、と願う日々だった。

その願いが叶ったのか、一緒に依頼の仕事をすることになった。

「頑張ろうね」

優しく微笑む敦さんに私は、顔が熱くなる。

「ちゃんはこっちの資料をお願い」

彼が私の名前を呼ぶ時、まとめる資料を少なくしてくれる所に「好き」っていう気持ちが溢れ出す。

明日は聞き込みだから、2人きりだ。なんて考えながら資料にペンを走らせる。


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