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【文スト】君の笑顔が見たいから【R18】

第7章 意思



「女の子と一緒じゃないか。あの二人はできてるんじゃないかい?」


『わ、分かんない…』


樹戸の甘い息が耳にかかり、頭が真っ白になる。


集中出来きずにいると、もぞ...と何かが動いたのに気づかなかった。


『あっ…』


樹戸がシャツの中に手を入れていた。その手はの胸を優しく揉みだしていく。


『ひ、や、やだっ、ここじゃ...っ』


「ここじゃ嫌?じゃあ何処でするの?」


外を見ると、普通に車が走っている。


「外でやる?別に構わないけど、可愛いちゃんが、他の奴に見られるのは気に食わないけどね」


そう言うと、は首を振る。


「ちゃんと口で言わないと分からないよ」


やらないと言う選択肢は無いようだ。


「ホテル?あ、僕の仕事用の部屋がここの近くにあるけど、そこにするかい?」


『やりたく、ない...』


そう言うと、樹戸の表情が変わった。


「黙って出ていったことが、許されると思ってるのかい?
それに、僕以外の男に目移りまでして。お仕置が必要だ」


樹戸の言葉に答えられずにいると、か細い声を出した。


『り、寮...』


「寮?」


『探偵社の...』


樹戸は少し考え込むと、「じゃあ、そこにしよう」と言い車を走らせた。


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