• テキストサイズ

人間不信者

第4章 友達



今日もキツイ練習を耐え抜き、いつものように青峰っちと黒子っちと一緒にコンビニに寄った後、いつもの道を1人で帰る。

その時にあるスナックの看板が目に入った。


いつも通ってる道なのに、いつも見ているはずなのに、なぜ今日だけ目に止まったのか。答えは簡単だ。




今日はその事を考えたから。





「スナック…




橙乃?」






すると店の扉が開いた。別に隠れる必要もないけど、反射的に傍にあった電柱に身を隠した。

多分意味無いくらい丸見えだと思うけど。




ママ「今日もありがとー!また来てね♡」

客「もちろん来るよー♡仕事三昧の俺らにとっちゃここは癒しだからね!美人な雪ちゃんと可愛いちゃんに会いたいし♡」




…?



橙乃…?




単なる偶然だろう。中学生がスナックでバイトだなんて、いくら何でも無理がある。


だけどその考えはすぐに消える。7






『ちょっと酔いすぎですよー!ママ、あたし外まで送ってくるから』

ママ「任せたわよ、。すぐに帰ってらっしゃい」

『分かってる!ほら、行きますよー』





店から出て来たのは間違いなく、あの








橙乃だった。
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp