第4章 友達
僕達は明日の昼休みもここに来る約束をして別れた。
僕がさんと友達になりたかった理由に嘘はない。だけど今、別の理由ができた。
僕がさんを
笑顔にしてみせる。
「お、テツじゃねぇか。どこ行ってたんだよ」
「青峰君。友人と会ってただけですよ」
「友人?へぇー、誰だ?」
「秘密です。ですが
とても素敵な方ですよ」
「?あっそ。つーか今日部活の帰りコンビニ寄って帰ろうぜ!」
「いいですよ」
そうですね。
僕自身がさんともっと仲良くなったら、青峰君たちを紹介してみましょう。
大人数の方が楽しいかもしれませんから。