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桜蘭に入ったのは、ハルヒの幼なじみ

第1章 今日から君たちはホストだ!


萌・ハル 「はぁ..」

萌楓とハルヒはため息をつきながら図書室のドアを閉めた。

萌 「どうして図書室が4つもあるのにどこも騒がしいんだろ?
ねぇ、ハルヒ?」

ハル 「確かにねぇ。自分たちは静かに勉強したいだけなのに。ごめんね、放課後一緒に勉強しようって言わなきゃ。」

萌 「いいよ、別に。うちも、やろうと思ってたし。それに、ハルヒと一緒に出来るだけでどこでもいいよ。」

ハル 「ごめんね。ありがとう!。」

萌 「よし、そんじゃ他の場所でも探そっか。」

ハル 「うん。そうだね。」

【第三音楽室】

萌 「ここは?」

ハル 「使ってない音楽室だ。ここなら静かに勉強出来るかな?」

ガチャ

扉を開けるとそこは      ホスト部でした。

「いらっしゃいませ」


萌 「ホスト部?」

ハル 「ホ、ホスト部?」

そういって二人は扉に背を預けながら下がっていった。

双子 「なーんだ。男か。」

双子は息を揃えながらいった。

メガネ 「光と馨はこの方々と同じクラスだろ?」

双子 「そうだけど。この人たち、付き合い悪いからよく知らなーい。」

双子はまた息を揃えていった。

メガネ 「フッ...。そんな言い方は失礼だぞ。」

すると、メガネはこちらに向き直り

メガネ 「桜蘭ホスト部へようこそ。特待生さんたち?」

そうメガネの人が言うと、金髪の人が

金髪 「なに!それでは、世にも稀な特待生の中村萌楓と藤岡ハルヒとは君たちのことか⁉」

萌 「よくわからないけど、多分あってる?」

ハル 「な、なんで名前を...」

そう言うとメガネの人が

メガネ 「どうやら、うちの校風は庶民には敷居が高いらしくてね。よほど図太い神経の持ち主じゃなきゃ特待生にはなれないだろうと言われてるんだ。」

萌 「(苦笑)アハハ」

ハル「はぁ。そりゃどうも。」

そう話していると金髪の人が

金髪 「そう!いわば君たちは勇者だ中村君、藤岡君。たとえ、学年主席、次席だろうと君たちは学校いちの貧乏人。」

金髪の人にそう言われながら肩に手を置かれ逃げる二人

金髪 「下賤の民と蔑まれるかもしれない。」

金髪の人から逃げながらハルヒは

ハル 「い、いや別にそこまで言われる筋合いは。」

萌 「確かに。」

そう納得していると
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