第4章 裏切りと成果
瑞稀side
椿「、、、あっ!
瑞稀‼」
向こうから、接客が終わった椿が、
やってきた
瑞「椿‼、、、、、あの、、、、
あっ、いや、、、何でもない、、、
あっ!そうだ!今日さ、
うちらが湯船の掃除当番じゃん!
ついでに、一緒にお風呂いこ!」
何よ、、、どもっちゃって、、、
私らしくない、、、、
でも、ここのところ、ずっと、考えていた
最近の椿は、
何かを隠しているのかもしれないって
変なの、、、友達でしょ?
信じてあげなさいよって
何度も自分に言うけれど
やっぱり、不安は、
拭いきれなかった
椿「⁇うん!
いこ!じゃあ、準備したら行く!
待ってて!!」
瑞「はーい!
待ってるよー!」
さっき、会った椿は、
うっすら涙の跡があった
けれど、すっごく幸せそうで、
楽しそうで、、、
きっと椿は、もう立ち直れたのだろう
なのに、、、、
私は、、、
強くなるって決めたのに、、、、
強くなったと思っていたのに、、、
私は、、、
まだまだ弱い
--------強くなんかなかったんだ-