第4章 蕾
「……分かりました。
俺、どうすれば良いですか?」
「ん、ベッド座って」
赤葦がベッドの淵に座り、震える手でベルトに手を掛ける。
「外せますか?自分で脱ぎましょうか?」
手こずっていると、赤葦が顔を覗き込んで来た。
「ふっ……顔真っ赤じゃないですか。
無理してます?」
「してない!照れてるだけ、だから」
「知ってます、からかっただけです。
ほら、これで良いですか?」
赤葦がズボンと下着を下ろし、ベッドに座り直した。
初めて見る、赤葦のモノ。
それはすでに硬さを持ち、上を向いていた。
「あんまり見ないでくださいよ……俺だって恥ずかしいんですから」
「ご、ごめん。
思ってたより大きかったから、つい……」
思わず赤葦のモノから目が離せなかった。
形の良いソレは光太郎のモノよりも大きくて。
ゴクリと唾を飲み込み、息を深く吸った。
「っ……」
赤葦自身を口に含み、唾液で濡らしていく。
言ってた通り、赤葦のモノは大きくて口には入るけど、舌を使うのは難しい。
当然口に入り切らない部分もあるし、そこは手で扱く。
「っは、あ……」
ぎこちない手つきで髪を撫でてくれるのが嬉しくて、スピードが速くなる。
「ダメ、です。
終わり、夏美さん……!」
肩を押され、口からモノが離れた。
たっぷりの唾液で濡れるモノが艶めかしさを放つ。
「危うくイクところでした……」
「そうなの?イッても良かったのに」
「ダメです、口に出すなんて」
「私は気にしないよ。
気持ち良くなって欲しいから」