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【Rー18】短編集つめあわせ

第1章 【 千空×お酒のちから。】


「へぇ……美味しいのかな?」

「飲んでみるか?」

「うん!」

クロムが手に持っていたビーカーに酒を注いでくれた。
てかわたしもう、3700歳超えてるし、大丈夫だよね……

「海来は酒は飲めるのか?」

「ん、初めて飲むよ」

「初めて飲むのにその量は大丈夫か……?」

「大丈夫だって!………………んっ……」

量も考えず、わたしは酒を一気に飲み干す。

「うーん、まずい…………」



最初は何ともなかったが、
だんだん視界が眩み、ぼーっとしてきた。



「んゅ……。ぽしゃけ……。」

「…おいクロム、さすがに多すぎたんじゃないか?」

「ええ!?だ、大丈夫か?海来……」

「くろむ!!ぽしゃけ!!」

「!?!海来!それ以上は飲んじゃダメだ!」

コハクの注意もあまり耳に入ってこない。
ふわふわとした感覚。

「ク、クロム、千空呼んできてくれ!」

「お、おう!!」


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