第8章 とある日曜日の朝
・乱藤四郎の場合・
とある日曜日の朝...
「みんな朝だから起きなさい!」
いつもの通り...
一兄が粟田口部屋で兄弟を起こし始める..,
この本丸のわりと初期の頃からいる僕...乱藤四郎と前田藤四郎と五虎退は寝間着から内番服に着替えて今日の朝ごはん当番の手伝いに行く事にした...
「今日の朝ごはん当番ってどこのグループだっけ?」
「確か..,「あっ!安定ずるい!」」
..,今日は新撰組の刀剣達が朝ごはん当番の様だった...主も朝ごはんの用意を手伝っている
「なになに?どーしたの?」
「あっおはようございます!それがですね...」
堀川国広は苦笑いしながら主さんが作った卵焼きを取り合ってケンカしてる清光と安定を見ている...
「おーい、清光に安定!お前らも手伝え!」
和泉守兼定は皿を出しながらぶーぶー言っている二人に叫んでいる...
長曽根虎徹はごはんをよそっている...
いつもの事で慣れているのか...
その近くで主さんはせっせと卵焼き焼きながら味噌汁を作っていた...
「主君、何か手伝う事はありますか?」
「あっ乱ちゃん達おはよう!ごはん今作ってるから手を洗ってちょっと待っててね!」
...手持ちぶさたな僕たちはテーブルを準備しながら待つ事にした..
今日の朝ごはんは卵焼きと味噌汁と納豆とごはんらしい...
広間中にいい匂いがしてきて他の刀剣男士達も起きてきた...
「今日はどんな1日が待っているのかな~?」
僕はそう呟きながら主が作った卵焼きを食べた...