第8章 とある日曜日の朝
・加州清光の場合・
とある日曜日の朝
安定と主をそれぞれ起こしてご飯を食べた後、なぜか三人で鍛刀部屋に来ていた...
「今日はどんな子がくるかな~」
「楽しみだね、主」
「...で、何で安定まで来てるのさ...」
いつもだったら俺と主の二人で鍛刀部屋と刀装部屋に向かうのに...今日は安定も来ていた
「いいじゃんか、主からも許可もらってるし」
「えっウソ...」
俺が勢いよく主の方を見ると...
「安定が鍛刀に興味があるみたいだからねーたまにはいいかなと...」
「...主がいいからいいけどさ」
そう言いながら俺は安定を連れて鍛刀部屋の隅に座って刀を置いた
主は資材と手伝い札を確認してそれぞれ妖精に渡す...
俺の隣に座ってる安定は少し部屋を見回した後、主の方を見た
今回は手伝い札を使ったせいかすぐに鍛刀が終わる...
...何か嫌な予感するんだけど
「huhuhuhuワタシは千子村正...そう、妖刀とか言われているあの村正デスよ...挨拶代わりに脱ぎまショウか ?」
「えっえーと...はじめましてわっ私はこの本丸を任されている夢桜といいます...」
あっ予想外の刀剣男士が来て主が緊張してる
代わりに俺が主の隣に立つと...
「はじめまして、俺は加州清光...この本丸の近侍..よろしく。あそこにいるのは俺と元主が一緒の...」
「はじめまして、僕は大和守安定,,,よろしく」
さて、新しい仲間も増えたし主の為に頑張っちゃうよー