• テキストサイズ

ずっと追いかけていた背中

第3章 3


自販機の前でけんとくんたちとじゃれあっていたら

見つけたんだ小さな光 未来へ〜♪


着信音が鳴る


ポケットに入ってるスマホを手に取るとディスプレイには

じんじんの文字


「もしもし?」

電話に出ると

《お前どこにいんの?》

と怒っているようなじんじんの声


なんで怒っているのだろうか。


「神宮寺?」

とけんとくんに聞かれ

はい。と答えると

「かして」

と手を出す


その手にスマホを渡すと

「神宮寺ごめん。心配してんでしょ?俺が呼んだからちゃんとおくるよ」

と言うけんとくん

「わかったよ」


と言って電話を切ってわたしに渡すと

「神宮寺迎えに来るって」

とにっこりわらうけんとくん。


この人はなんでこんなにキラキラした笑顔をするのだろうか。


「神宮寺に怒られてこい!」
なんて意地悪に言う風磨くん。


怒られるだろう、、、

確実に


大丈夫と耳打ちするけんとくん。


風磨くんと違って優しいなあ。



/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp