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【刀剣乱舞】君を忘れない

第1章 運命の人



 きっとまた逢おう。

 絶対に、君を見つけてみせるよ。



「うん、待ってるから」


 そんな自分の声で、私は目を覚ました。

 ……いつもの夢だ。目尻に触れれば涙の跡。

 それを拭ってのっそりとベッドから起き上がるとドレッサーの鏡に映った自分と目が合った。そこには酷い顏が映っていて思わず笑ってしまう。

 ――だから、早く見つけて。私の運命の人。

 そう心の中で呟いて、私はうーんと伸びをした。


 さぁ、今日もなんてことのない面倒な一日が始まった。


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