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愛玩彼女

第3章 体の異変


「あー、やっぱ美味しそうな匂いすると思ったんだよねぇ」


ドアから顔だす同じ双子の片割れに、視線を向けた瞬間感じる絶望。
それは完全に、彼の本能に火をつけた。


「あ……」


目の色、変わった。



「教えてあげなかったっけ?泣いて怯えて、は男を喜ばせるだけだって」
「ち、違う……、怯えて、ない」
「ああ、期待?」
「違う…っ」
「でもこれ、すぐ突っ込んでも問題なさそうだけど」

「ぃや……っ」

上から見下ろしながら、下着は簡単に脱がされ、さらには両足は閉じられないように大きく開かれれば。
こんなに明るい中、まじまじと晒されたその場所に、羞恥心が芽生えるのはもちろん当たり前の感情で。
ましてや獣みたいに瞳光らせてる男がふたりもいたら、自然と涙が溢れてくるのも、当たり前の感情だと思う。

だけど。


「すっげひくついてるけど、そんなに欲しい?」

体は、確かに求めてるのだ。
熱くて熱くて、仕方ない。
昨日みたいに、めちゃめちゃにして。
触れて、犯して……、欲しい。


「ねぇライちゃん、自分で言ってごらん?どーして欲しい?嫌なら出てってあげる」
「そんな……っ」

の、無理。

「あ……っぁぁ……んっっ」

ゆるゆると、斗真の指先が足の付け根を這う。
だけど肝心なその場所はわざと通りすぎて、右足から左足へと、緩い刺激をあたしに与えるんだ。

「ほら、どーして欲しい?」

熱い。
苦しい。
クラクラする。
早く。
早く、触って。


「…………」


欲しい。


「…………とー、まぁ……っっ」


よだれを溢しひくつくその場所をわざと避ける斗真の腕をつかんで、自ら、誘導。

すれば。


「ひゃ……っ!?あ、ああっっ、んぁぁ……っんっっ」

電流が走ったような、痺れに目の前がチカチカした。
ついでに、弓なりに反れた体は簡単に喉を天井へと晒すのだ。
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