第17章 エンディングのその後は
平気、だから。
止めないで。
もっともっと、あたしを欲しがって。
もっと奥まで、あたしを愛して。
「……っぅ、ぁああっ」
ふたりが動く度に。
奥と、浅いところを擦る度に。
ダイレクトにビリビリと衝撃が伝わる。
痛い、のか。
気持ちいい、のかも、正直よくわかんなくて。
ただ頭はすでにスパーク寸前。
爆発する瞬間を、今か今かと待ちわびてる。
「これやっば、一回射精していい?」
「同感……っ、癖になりそうこれ」
「っぁ、ああっ、や……っ、壊れ、ちゃ……っ」
「どんどん壊れてよライちゃん」
「大歓迎……っ」
突き上げる速度が上がって。
埋め込まれた彼らの質量も、さらに増したのがすごくダイレクトに響く。
「來」
しっとりと汗ばんだ斗真の表情が、すごく妖艶で。
名前を呼ばれただけで体が反応する。
「射精すよ……っ、ライ」
「━━━━━━ッッ、ぁああっ」
ドクン
て。
同時に彼らがあたしの中で爆ぜた、瞬間。
プツリと、頭の中で何かが切れた。