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愛玩彼女

第8章 『お仕置き』





「……ひ、あぁっ、や、らぁ、も、やだぁ……っ」




全身に与えられる強すぎる刺激。



泣き叫んで許しを請えば。
全てを奪うように唇が重なり許しを請うことも、この刺激から逃れるために甘い声を漏らすことも、出来ない。


口付けをされている間でさえ、彼等から与えられる刺激は止むことはないのに。




「そんなに暴れたら痛いのライちゃんだよ?」


「や、ぃああっ」




彼等からの刺激に体が震える度に。
強すぎる刺激から逃げようと体を強張る度に。



ガチャン、ガチャガチャ


と、耳障りな金属音が耳に響く。




「も、やぁ…っ、ねが…、とーまぁ、これやだぁ。外して、お願い……っ」


顔を左右に振りながら、足元へと座り込む斗真へと視線を投げるけど。


「ひ……っ、ぅんんぁあっ」


ピチャピチャと卑猥な音を立てながら、その場所へと愛撫を続けるだけで。


「や……っ!?やめ……っ」

抗議の声を少しでも口から投げ掛ければ。
さらに激しくあたしを快楽へと突き落とすのだ。


「やぁぁぁッッ!!」

指先を左右へと広げてわざとらしくそこへと吸いつく斗真は、たぶん絶対、純粋に楽しんでる。
仰け反り首を天へと反らすけど、自由の効かない体では満足に力も入らず。
イきたくても、それをこの拘束が邪魔をするんだ。
『わざと』あたしをイかせないギリギリのところで、弄び楽しんでるんだ。








あのあと。
斗真の部屋へと連れてこられたすぐ、後。


有無を言わせてもらう暇もなく椅子へと座れば。
すぐに後ろ手にふわふわの手錠が嵌められて。
そちらに気を取られていれば。
ひじ掛けに乗せられた両足にも、いつの間にか足枷がついていた。


「!!」


開かされたまま閉じることも許されない状況に、一気に青ざめたのは、いつのことだっけ。
彼らに弄ばれて、熱にうなされる体をもて余したのは。
どのくらい?

どのくらいこうしてるん、だっけ。





「考え事?」



















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