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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第6章 青春ギター少年。


私はこの高校三年間全てをベースに捧げて来た。

『ベースって地味だよね。』とか
『ギターとどう違うの?』とか
『本当に必要なの?』とか

割と言われがちだけど、
私はベースが大好きだった。

縁の下の力持ち。
ベースがないと曲が成り立たないのだ。

「うっしゃ。」

私は重たいベースを担ぎ上げ、
部室へと向かった。

私は3年。
今月ある文化祭のステージで
軽音部を引退する事になる。

それに向けて今はバンドメンバーと猛練習中だ。

今日はHRが終わると
すぐさま部室へと向かった。

私が一番乗りかと思っていると、
部室から微かにギターの音色が聞こえる。

聞き慣れない音色。
誰が弾いているんだろう…?
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