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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第5章 私の彼は"変わりもの"?


「その変わり者な如月さんが好きじゃ。」
先輩は笑顔だった。

思わずその言葉と
その笑顔に胸が高鳴った。

「…私、先輩が思ってるよりずっとずっと変わってると思いますよ。」

私がそう呟くと、
先輩はまた頭をワシワシと撫でた。

「どんなに変わってようが、そっちの方が良い!個性じゃ!」
先輩はまた豪快にゲラゲラと笑った。

「…っぷ、先輩、本当に変わり者ですね。」
私も思わずつられて笑った。


なんだか嬉しかった。
今まで勝手なイメージをつけられて、
少しでも普通と違う行動をするたびに
心配されたり、時には失望されたり…

本当の私を好いてもらえたようで
すごく嬉しかった。

この後、
私と先輩は付き合う事になった。

当然ながら周囲からは
『変!』だの『変わってる』だの言われる。

が、そんな事はもうどうでもいいのだ。

私の彼はそんな『変な私』を好いてくれたのだから。

そんな私の彼も…
とっても

"変わりもの"なのだ。


=fin=
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