第3章 ご対面
ーリィナsideー
かれこれ、もう結構歩いたような気がするんだけどなー……まだ着かないのかな?
リィナ「あの、シンドバッドさん。まだ着きません?」
シン「ん?もう少しだよ」
もう少しかー………って、ん?………あれかなぁ?
見ると、多分王宮だと思う建物があった。
シン「さあ、着いたぞ」
リィナ「ありがとうございます。……って、入って平気なんですか?!」
何事も無いように、スタスタ入っていくシンドバッドさん。
シン「あぁ。俺はここの国王だからな。リィナも早く来い」
へー、国王様ー………………って、はぁ?!?!
リィナ「えっ?!ちょ、シンドバッドさんって、王様だったんですか?!」
シン「ん?あぁ、そうだが」
…………そ、そうには見えなかった…………