第4章 魔法
ーマスルールsideー
廊下を歩いていたら、リィナが居た。
凄く疲れた顔をしてて、フラフラしている。
………危なっかしいっスね…
そう思っていたら、本当に倒れた。
間一髪のところで支えて
あのまま放って置くのもアレなんで、おぶって部屋に連れていく事にした。
程無くして、寝息が聞こえてきた。
………よっぽど、疲れてたんスね…
起こさないように、ゆっくり歩いていると、前からシンさんが来た。
シン「おっ、マスルールじゃないか。こんな時間に珍し………って、お前まさか、リィナに手を「出してないっス」………だよなぁ」
……シンさんじゃあるまいし……