第2章 プロローグ
リィナ「てゆうか、あなた誰ですか?」
そうだ、道聞く前に、名前を聞いておこう。
シン「ああ、申し遅れたな。俺はシンドバットだ。君の名は?」
へー、シンドバッドさんかー……
リィナ「私、リィナです。あの、道を聞きたいんですけど……」
シン「ん?良いよ。何処に行きたいんだ?」
おー、優しいー。
リィナ「王宮に、行きたいんです」
シン「王宮にか。……何をしに行くんだ?」
それ、言わなきゃ駄目かな?
ま、言わないと怪しまれそうだから、言っとこ。
リィナ「兄が、そこに居るそうなので、会いに来たんです」
シン「へぇ、お兄さんが居るのか………よし、わかった。着いてきなさい」
スタスタと歩いていく、シンドバッドさん。
私は、その後に着いていった。