第2章 プロローグ
リィナ「ふぁ~、やっと着いたよ~!」
長い船旅を終え、一息つく。
リィナ「それにしても、良いところだなー、シンドリアって」
想像以上だった。
木陰でのんびりしていると、急に声をかけられた。
?「おや、そこのお嬢さん、どうしましたか?」
リィナ「は?いや、何もしてませんけど」
そう返すと、紫色の髪をした、男の人がははっ、と笑った。
?「いや、これは失敬。そうだな、何もしていないな」
そして、また笑い出した。
?何がしたいんだろ、この人………
…………関わらない方が良いかも………
あ、でも、道聞かなきゃなー……………
うーん………どーしよ?