第3章 ご対面
ーシャルルカンsideー
………やっぱり、リィナの方が上か。
ま、それもその筈。
あいつのセンスは、ずば抜けている。
金属器や眷属器は持っていないものの
癪に障るが、魔法も使える。
俺とだったら………まだ、俺が勝てる……か。
シャル「…………ったく、我が妹ながら、恐ろしいな……」
思わず、口に出しちまった。
………誰も聞いてないよな?
ジャ「シャルルカン」
シャル「おわっ!?あ、ジャ、ジャーファルさん」
び、ビックリした……
ジャ「どうしました?そんなに慌てて」
シャル「い、いや、なんでも無いっすよ」