第3章 ご対面
ーアリババsideー
アリ「はぁっ、はぁっ」
リィナ「まだまだ!」
アリ「くっ!」
さっきから、リィナとやってる訳だけど………
なんなんだ?!この体力!
俺、もう限界近い……!!
しかも、すげぇ強ぇし!
どんだけだよ………!!
リィナ「動き鈍ってるけど!」
アリ「うわっ……」
やべっ!体勢が………
地面に尻餅をつき、リィナの剣が俺の喉元を軽く突く。
リィナ「………私の勝ちだね!」
アリ「………あぁ、負けたよ」
リィナはニコッと笑うと、手を差しのべてきた。
俺は手を借り、起き上がろうとする。
リィナ「わっ…………!」
アリ「は?!」
俺が体重をかけすぎたせいか、
リィナが倒れこんできた。
うわわわわっ!!!
ちょ、リィナが!
俺の上乗って……………!!
やべぇ!
ちょ、ホントにやべえ!!