【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】
第13章 海水浴へGO!
大きめのトレーに焼きそばやフランクフルトといった食べ物が数種類置かれ、よくこれを1人で運ぶつもりだったなと思いつつお腹を空かせてるだろう皆の元に戻ると待ってましたと笑顔を向けてくる子供達。
元「やっときた!!もう腹減って動けねー」
光「ちょっと元太君、行儀が悪いですよ!」
運んできた食べ物に瞳輝かせて一目散に取りに来た元太君に笑みを溢しながら皆に1つずつ渡していくなかでお礼を言う蘭ちゃんにこれぐらいどってことないと笑って返し、皆の元にいき渡ればいただきますをしてそれぞれ食べ始めた。
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歩「お腹いっぱーい!焼きそば美味しかった!」
哀「そうね。たまにはこういうのも悪くないわ」
沖「フッ、皆さんが満足したみたいで良かったです。あ、食べた後すぐに海に入るのはダメですよ。少し間を置いてから、しっかり準備運動もして…ですからね?」
子供達「「「はーーーい!!」」」
綺麗に全部を食べた子供達が今にも海に行こうとする姿にすかさず止めに入る昴の言葉に一度動きを止めてからしっかり頷いて返事を返す歩美ちゃん達を微笑ましく見つめる蘭ちゃん達。
ずっと寝ていたからと今度は阿笠さんが子供達を見てくれるとのことでお言葉に甘え、再び小説を読もうとしていた哀ちゃんも歩美ちゃん達のじゃっかん強引な誘いに断り切れずに行ってしまい、蘭ちゃんと園子ちゃんも大きな浮き輪を持って足早に砂浜へと向かっていった。
安「……貴方は行かないんですか?さっきからずっと此処に居て退屈でしょ?僕達のことはお構いなく行ってきてください…(むしろ邪魔だから何処かに行ってくれ)」
沖「退屈なことはありませんよ。それに海で泳がなくても皆さんが楽しんでいる姿を見るだけでも十分楽しめますから。お気遣いありがとうございます…(そう簡単に二人きりにするわけにはいかないな)」
『…(やっぱコイツ等、結構仲良いんじゃねえ?)……どうでもいいけどよ、何で俺を間に挟む』
気が付けば残っているのが男三人とまた暑苦しいことこのうえない状況で、しかも組み合わせが悪すぎる。どうやら透と昴の仲はあまり良好とは言えないようで顔を合わす度に何かと言いあう(ほとんど透が突っかかっている)ものだから間に入る身にもなってほしい。