第14章 cooking*黒子*
き、今日は黒子くんの家にお邪魔する日。
なぜ、こんなことになったのかと言うと..。
「夏合宿で料理するのはいいけど、この間リコ先輩のカレー食べたんでしょ?」
黒子「はい。」
「でももう殺人級に不味かったって....」
黒子「火神くんのアドバイスがなかったら確実に死んでました。」
「困ったな...私も料理苦手なのに」
黒子「そんなにひどいんですか?」
「たぶん、リコ先輩ほどじゃないとは思うけど、美味しくは、ない。」
黒子「そうなんですか...」
「火神くんに教えてもらうしかないのか...」
黒子「...僕が教えますよ」
「え!?いいの?!」
黒子「ある程度なら僕もできるので。また家に来てください」
ということがあり、今に至るわけです。
火神くんより黒子くんの方が良いに決まってる!
にしても、好きな人の家に付き合ってもないのに行くことになるとは...。
もしかして、誰でも入れてる?
いやいや、そんな軽い男じゃないでしょ。