第13章 頼ってくれよ*火神*
「「あざーっした!!」」
火神「ふぅー疲れた!」
黒子「お疲れ様です」
火神「おう!」
部活が終わって着替えを済ませる。
今日はなに食おーかな。
またに何か作れるように
練習でもすっか!
は仕事終わりにちょくちょく家に足を運んでは飯をつくれと喚きだす。
初めは面倒だったけど、あいつが美味そうに食ってくれるから今はむしろ楽しみなぐらいだ。
火神「うし!帰るか!」
身支度を済ませ、校門に向かう。
ん?先輩が、誰かにからまれてんな...。
火神「なにやってンすか?」
日向「火神!ちょうどいいとこに!」
は?なにが?と思っていると目の前にいた人物を見て、納得した。
火神「?!」
「大我ぁ~」
なんでいるんだよ!!
しかもなんか酒くせぇ。
火神「なにしてんだよこんなとこで!」
「何って、大我に会いに来たんだよー?」
そのまま俺に倒れるように抱きついてくる。
火神「ちょっ...なにしてんだよ!」
「大我の匂いだ~でへへ」
いつになく酔ってるな。
こいつがこんなになる時は大抵仕事でミスした時や、怒られたとき。
ため息をつく。
火神「おら!もう帰るぞ、背中のれ」
「ん~...」
たどたどしく俺の背中ににもたれかかる。
先輩は俺が来たのと同時に帰ったから、今は誰もいないのを確認。
おし、帰るか!
火神「途中で落ちんじゃねーぞ」
「わかってるよぉ...」