第12章 シンデレラ*キセキの世代*
お昼休み、部室にて。
紫原「あかちーん、どうしたの急に呼び出して〜」
赤司「すまないね、今日はこれについて話し合いたかったんだ。」(紙を見せる)
みんな『学園祭の部活紹介ステージ?』
赤司「そうだ。各部活ごとにそれぞれアピールするものだ」
黄瀬「そんなのあったんスね」
赤司「今年かららしい。で、僕はステージでするものを考えたんだが...」
後ろから冊子を取り出す赤司。
黒子「...シンデレラですか。」
青峰「男しかいねーのに、どうやってすんだよ」
赤司「なんとかなるさ。ここで問題なのはシンデレラを誰にするか、だ。」
紫原「やることはもう決定してるんだね〜」
緑間「赤司、地味に楽しんでいるのだよ」
赤司「みんなに聞くよ、誰がシンデレラ役をやればいいと思う?」
黄瀬「黒子っち」
青峰「テツだろ」
紫原「じゃあ俺も黒ち〜ん」
緑間「....ノーコメントだ。」
黒子「おかしいじゃないですか。なんでみんは僕を選ぶんですか。だいたい桃井さんを忘れてませんか?」
赤司「桃井は出られないんだ。マネージャーは出てはいけないルールになってる」
黒子「都合よくできてますね...」