第6章 渡さない*黄瀬*
っちのクラスにいくと、なにやらっちは他の男子とお話中。
笑いあったりなんかしちゃって...!!
っちの俺のなのに!ダメっすよ!
って思った時には声に出てて。
黄瀬「っちー!遊びに来たっスー!」
ちょっと大きめの声で言ってやる。
そこの男子!!
っちは渡さないっすよ!
「黄瀬くん!!」
可愛い笑顔で駆け寄ってくる姿!!
めっちゃ可愛いっス!はやく抱きしめたい!
「来てくれたんだ!」
黄瀬「あったり前スッよ!会いたかったっスよ~っち~」
思いっきり彼女を抱きしめる。
俺よりも小さくてフワフワしてる。
これこれ。この感じが好きなんス。
黄瀬「んーっ」
「ちょっ...黄瀬くん!みんな見てるし苦しいよ!」
照れてるっちもこれまた可愛い。
黄瀬「見せつけとけばいーんスよ!」
「でも.. !恥ずかしいよ...」
さすがにこれ以上やるとっちが可哀想だから離してあげる。
顔を見たらやっぱり赤面。
なんなんスかこの可愛い生き物!
黄瀬「あ!そうだ!今日部活ないから一緒に帰ろう!」
「うん!帰ろ!」
っちの頭を撫でて、教室を出る。
もっと一緒にいたいのに...!
授業なんていらないッス!