第28章 秘密より嫉妬*赤司*
「今日は、なんか呼びたい気分だったっていうか...。青峰くんも呼んでほしいなら呼ぶよ?大輝って」
青峰「なっ!べつにいいよ!なんか気色わり...」
「ひど」
黄瀬「俺も呼んでくれるんスか?!」
「いいとも!涼太!」
黄瀬「わ!すごい新鮮っスね!なんか照れるっス」
そう言う黄瀬くんのほっぺはほんのり赤く染まっていた。
それが可愛いくてほほえんでいたらいきなり、
赤司「....」
征十郎がみんなの前で名前を呼んだ。
「へ....?」
なんか上手くごまかせてたのに!どうしちゃったの?!
赤司「こっちにおいで」
軽く私の方に手を伸ばす。
私は少しためらいながらも、その手をとるように征十郎に近づいた。
すると突然、征十郎は私の首筋に顔をうずめ、ちゅっと音を立てた。
そこには赤い花が咲いていた。
みんな『?!?!!?!』
「ちょっ?!なにやって!!」
赤司「は僕のだ。が下の名前で呼ぶのは僕だけでいい。」
恥ずかしさのあまり何も言えなかったけど、みんなの視線がイタイ...。