第28章 秘密より嫉妬*赤司*
私は帝光中のバスケ部マネージャー。
そして赤司くんの彼女なのです!
でもみんなはこの事を知らない。
なんでも、灰崎くんみたいに女の人と関係がある事が嫌みたいで。
あんな不純な気持ちがある訳じゃないけど、もしそれで部員からなめられるような事にはしたくないらしい。
そんなことしなくても、なめられるなんて有り得ないと思うけどなぁ...。
部活の時は厳しい彼だけど、二人きりの時は名前呼び。
私にはそんなに厳しくないし、むしろ甘いぐらい。
今のところ、みんなの前でうっかり...っていうのは起きてない。
っていうのはさっきまでの話で。
「征十郎!!これってここでいいんだよね?」
みんな『?!?!?!』
「あれ?みんなどうし.....あ、やべ」
おは朝占いで最下位だったからかな....やってはいけないミスをしてしまった。
赤司「あぁ、そこであってるよ」
と、征十郎は優しく尚且つ普通に返事をした。
青峰「お前、今赤司のこと下の名前で呼んでなかった?」
黄瀬「え、まさか...付き合ってる...とか?」
「え、と...」
困ったことになりました。