第21章 2人で1つ*高尾*
もうすぐ春の学園祭!!
うちの学校は春と秋に学園祭を実施する。
春は主にステージ発表で、秋は展示。
私はこのステージを待ちに待っていたのだ!!!
「うぅうー!元演劇部の血が騒ぐゥ!!」
生徒「今年の優勝はもらってやろう!去年は準優勝だったしね!!」
「当たり前!!本気でかかるからね!!」
去年はなんか私を含めた数人だけしか積極的に行動してなくて、後からみんなやる気になったけど、結果は準優勝。
だから今年は!!リベンジに燃えているのです!!
「やるぞぉーー!!!」
教室の中で叫ぶと、他のみんなもノリに乗ってくれた。
もちろん、あいつも。
高尾「今年も気合い入ってんねーちゃん」
「高尾だって、ノリノリのくせに」
高尾「まーねっこうゆうのは全力でやった方が楽しいっしょ!」
「わかってんじゃん!」
そう言ってくれたのが嬉しくて、バンバンと肩を叩いた。
こうゆうことをすると、皆にいつも注意をされる。
もっと優しくしてあげてーとか、女子力ないなーとか。ほっとけぃ!←
そんなことはどうでもいい!今日から練習やってやるぜ!!