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⑅◡̈*片想い、両想い∞

第4章 幼馴染のお隣さんな恋


「ほんで?ベッドの上で飛びましたー」

「こぼし、ました?」

「派手にな、こぼしたわけや苺牛乳を。かーらーのー?」

「怒られると、思って。嫌われたくなくて⋯で、いそいで、ぬいで⋯」

はぁぁー⋯と目の前で信ちゃんが大きなため息をつく。
やばい、涙が溢れそう。ごめんね、ごめんね、嫌いにならないで。


お隣の信ちゃんは、怒るとやたら溜息をつく。


「脱いでね、洗おうと思たわけやね。」

「ん、急いで洗面所行こうとしてね、そんでね、」

「薄い白のキャミソール1枚で人んちパタパタとね⋯」

「信ちゃん?」

「無神経ちゅうか純粋ちゅうか全く考えが足らんというか⋯」



お隣の信ちゃんは、ちょっと毒舌。



怒ってる!!ものすごく怒ってる!!そりゃ私が悪いけど、顔が見たくて会いたくて来たのに、信ちゃんの呆れた顔しか見れない。


「ごめんなさい⋯信ちゃんがすきなんだもん」


小さな告白、聞こえたかな。
そろりと視線を上げると、大きなため息ふーってついた信ちゃん。
射るような瞳から目が離せなくなって、噛みつかれそうなキス


「しんちゃ⋯⋯っん⋯⋯」


恥ずかしいのと、嬉しいのとで頭が真っ白で、夢中で信ちゃんの服をつかむ。


「んぁ、しん⋯ちゃ⋯」

「っは⋯もーちょい⋯だまっとけ⋯」


ぞくり。

いつもより低い男の人の声。しんちゃんじゃ、ないみたい


お隣の信ちゃんは、やらしい大人の キスをする。



くちびるペロリと舐められてキスが終わると、頭を優しくなでてくれた。
赤い彼の口から欲しかった言葉がもらえるまで、あと数秒。



end?
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