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⑅◡̈*片想い、両想い∞

第5章 君の横が1番安心する恋


2人で洗い物して、私が洗濯物干してる間にりゅーちゃんが掃除機かけて。
あっという間に10時すぎ。

「今日の夜はね、高校の時の部活の同窓会があるんよ。でもみんな彼女に会いたくてたまらん人らやから帰りは22時くらいかなぁ」

コーヒーを飲んで、ひといき
友達や先輩の話をするりゅーちゃん 楽しそう

ヤスはいま服飾の専門学校行ってる〜とか
渋やんは彼女追っかけて一緒の大学入って〜とか
たつよしはゆーちんと一緒のバイトやねん〜とか
信ちゃんは昔から筋金入りのサッカーバカで〜とか
亮ちゃんは歩くだけで周りを悩殺してたなぁ〜とか
(会ったことないけれど、亮ちゃんって人すごいのね!)

仲良しなのが伝わってきて なんだか私も嬉しくなる

「お迎えいくね、駅まで」

「ありがと。でもあかんよ、夜やし遅いし危ないわ。お布団暖めて待っとって」

「んー⋯わかった」

「ええ子やね。帰りにアイス買ってきたげるね」

「ぱるむのいちごあじがいい!」


お昼ご飯は、りゅーちゃんの希望でサーモンクリームパスタ。
それから2人で借りに行ったトイストーリーのDVDを一気に3まで見て⋯

気づけば、夜。

「寝ちゃったんだ⋯」

もそもそベッドから起きて時計を見ると、19時すぎ。テーブルの上には置き手紙。


おはよ。よぉ寝れたかな?
同窓会に行ってきます
戸締りしたけど、一応確認してね
知らん人のピンポンには出やんように
夜ごはん、冷蔵庫にあるからチンして食べてね
風呂掃除、終わらしときました
愛しの八子ちゃんへ♡ 隆hei.


寝ちゃった私をベッドまで運んでくれて
夜ごはん作ってお風呂掃除までしてくれたのかぁ⋯
(今日のお風呂掃除当番わたしだったのに⋯)
りゅーちゃん帰ってきたらマッサージしてあげよ。

冷蔵庫の中にはケチャップでニコニコ顔が書かれたオムライス。りゅーちゃんみたい。
記念にケータイで写真を撮って、いただきます。

(八子の作ったごはん世界一おいしいわー!)
(お風呂一緒に入ろね♡へんたい?あはーん褒め言葉や♡)
(明日も残業みたい。でも明後日は休みとれたから!)

あんなに一緒にいるのにまだ足りない。
ごはんもお風呂も、考えるのはりゅーちゃんのこと。
ふふ、早く帰ってこないかな、待ち遠しいな。


しあわせ!しあわせ!両想い♡


end.



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