第7章 ヴィランがヒーロー 荼毘
この世界は残酷だ。
…私はいつも通り学校から帰ろうとしただけ。
ただ、それだけなのに。。
数分前
男「ゔぅ、」
道端にうずくまって唸っている男の人がいた。
ここはヒーローがいる世界、、私もヒーローに憧れヒーローになりたくて有名ではないけどヒーロー科に入った卵だ。
「大丈夫ですか?」
そう一言声をかけたら男の人はニヤッと笑い私の腕をつかみ人気の少ない路地裏へと引きずる
「いや!!誰か!誰か助けてっ!」
怖い怖い、どんだけ叫んでも周りの人は、大人は見て見ぬ振り
女「え、ヒーローは?…」
女2「そのうち誰かが通報してくるでしょ。」
そう思う前に自分でしてくれよ!
おば「可哀想にね。ヒーローが助けてくれるわ。」
可哀想だと思うならどうにかしろよ!
誰もが見て見ぬふりをして、
誰もがヒーロー任せにしたこの瞬間に、私がヒーローに憧れた何かがなくなった気がした。
なんで、ヒーローに憧れたんだっけ?
なんでそんなヒーローになりたかったんだっけ?
目の前で男が私の制服のボタンをブチブチと壊しながら服を乱暴に脱がしてく
男「ふぅー、ふぅー」
鼻息が荒い
そう思っただけで抵抗する気もない
もう、なるようになればいい
なにもかもにどうでも良くなった時だった
?「胸くそ悪ぃもん見せてんじゃねぇよ」
どこからか声がした
あぁ、私の後ろからか。
私の後ろから声がした…
今更ヒーローが来たの?
でも、ヒーローにしたら口調悪いな。
あんだけどうにでもなれ。とか、思ってたのに、誰かが来たってだけでなぜ安心して…涙が出た
そのまま男の人が手に青い炎を男の人に当てて、男の人は熱がりながら、泣きながら逃げるのを見て
「…クソださ」
初めて言葉を汚くした瞬間
離れた安心感
助かったことに安心て眠るように気を失ったみたい