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どうやら大好きなようで【短編集】

第6章 意地悪 黒尾鉄朗


おまけ
黒尾鉄朗



体育の時間着替えていると夜久に不思議がられた



夜久「?お前そんなの付けてたっけ?つーか校則違反だろ。」



黒尾「んぁ?…あぁ、これ?ま、バレねぇようにやる」



夜久「反省文手伝わねぇし、書くことも考えねぇかんな」



黒尾「見つかる前提で話進めんなよ!」



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友達「あれ??ネックレスつけてる??」




「えっ、見える??」



友達「んーん、普通にしてたら見えないけど前かがみになったらチェーン見えるよ」



「まじかー、ありがと、気をつける」



友達「で!?誰からのプレゼント???…ま、相手は黒尾先輩だろーけど」




「そ、そうです。」



友達「見せて!!」




「これ」




友達「これリングじゃん」




「うん、指につけてると流石にダメだからチェーン付けただけ」



友達「大切にしてるじゃん、二人ともチェーン付けてんの?」




「んーん、私がしたかったからしただけ、向こうは…机の上に置いてありそう」




友達「なにそれー」




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放課後



黒尾「帰んぞー」



「はーい」


黒尾「?お前ネックレス付けてる?」



「え、もー、なんでわかった??」



黒尾「身長的に見えた。」



「んふっ!じゃーん、付けてみました」



黒尾「ははっ、じゃーん、付けてみました」



「…ふふっ!やっぱ私たち、合いますね」



黒尾「そーですね、」




高校生の青春は短い。




たった、たった数年だ。
けど、何年も何十年先も一緒にいれば…青春の延長線はきっとどの青春にも負けない輝きを放つことになるだろう



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