第5章 バカだから 爆豪勝己
サイドなし
「かっちゃーん」
爆豪「んだよ、」
筆記テスト返却後の休み時間
一人一人テストの結果と向き合ってる時間に爆豪に話しかける
「見てみ、これ。」
爆豪「は?数学30って…馬鹿かてめぇ」
「やばいよねー、やばいよね、どーしよ。」
爆豪「んな点数でどーやってここ入れたのか知りてぇわクソバカ」
「これでも中学は頑張ったからかなー。ね、明日は現文と物理じゃん?私物理の計算嫌いなんだ…教えて?」
爆豪「あ?なんで俺が教えなかんのだ、」
「ふーん、ならいいよ、轟くんにでも教えてもらうから!かっちゃんのけち!才能マン!」
轟の元へ向かおうとしたの腕を掴んで行くのを阻止すると目を吊り上がらせながら怒ったように
爆豪「てめぇ…俺より半分野郎選ぶんか!!あぁ!?教え殺したるわ!!放課後筆記用具持って部屋こい!カス!」
「んふっ、ありがとー!」
嬉しさのあまり抱きつくと爆豪は手での顔を掴んで剥がそうとする
爆豪「だー!!暑苦しいわ!離れろや!!」
クラスのみんなは【あぁ、爆豪にあんな仲良くできるのちゃんくらいやなぁ/くらいだな。】と思って微笑ましく眺めているのはクラスの日常茶飯事。