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どうやら大好きなようで【短編集】

第1章 ダイエット 爆豪勝己




大変だ…大変だ大変だ。



お風呂に入る前の日課である体重測定。




昨日、私が目標とする数字を達成して嬉しさのあまりお菓子を食べてしまった。




体重計の数字に絶望しながら洗面台の鏡を見る。
数字が増えたことによって自分の頬やお腹、太ももが太く見えてくる



「プラス1.3…はやばいでしょ。」



どんだけ食べたのよ…私。
そう思って後悔しても昨日食べた分が減る訳では無い。



「と、とりあえずまた頑張らないと。」



そう思ってお風呂には長めに浸かり、少しでも汗をかくように努力した。




部屋に戻ると勝己がベットに寝転んでスマホをいじっている




爆豪「んぁ?おい、…」



そう言いながら勝己はベットに座り私の腕を引っ張る



「な、なに??」



あぁ、腕触らないで…そう思いながらもさぞかしなんともないですよ…的なポーカーフェイスを気取ってみせる



爆豪「てめぇ、太ったか?」




「…バカ!!!なんでそんなこと女の子に言えるのよ!……えぇ!そーよ、太りましたけど??お肉つきましたよ?…ダイエット頑張るもん!」



爆豪「しゃーねーから付き合ってやるよ」




「え、絶対キツイじゃん…絶対足ガクガクになるまで走らせるじゃん」



爆豪「あー、足じゃなくて腰はガクガクするかもな」



なんて言いながら私を持ち上げてベットの上に胡座をかいている勝己の足の間へと座らされる



向かい合わせに座るとなんとも言えない距離。



鼻先は当たりそうでお互いの呼吸さえもわかる距離


「ち、ちか…んっ!っ」


急にドキドキしてきて近いと文句を言おうとしたその時、勝己に口を塞がれて何も言えなくなる



「んんっ、…ふぁ…んっ、」


息を吸おうとして口を開こうとすれば勝己の舌が入ってくる



爆豪「…っは、おら、、こんだけで息あげてんな…」



「だって…」



爆豪「だってもクソもねぇ、」



私の意見も聞かずに勝己は私の服を脱がす。



オーバーなティーシャツに短パン姿の私、


ティーシャツの中に勝己のゴツゴツした手が入ってくる。


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