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どうやら大好きなようで【短編集】

第4章 ハジメテ 切島鋭児郎


サイドなし


窓から月明かりが照らす夜。


ベットの上で正座で向かい合い初夜が始まるカップルがいる



切島「っと、た、大切にすっから、よ、よろしく!」



「え、えいちゃんが初めてだから、その、よく分からないけど、よろしくお願いします」



お互いがお互い初めての経験。



何から手を出していいかわからない感じで動きがぎこちない。



切島「なぁ、キスしていいか?」



「ん、」



肩を掴み顔を近づける鋭児郎



ふにゃっと当たる唇に理性を削られていくように離れてはくっつき、くっついては離れてを繰り返す




夜はまだまだ長くなりそうだ。
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