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どうやら大好きなようで【短編集】

第23章 片想い中 爆豪勝己





爆豪「なに肘ついとんだ。まだ俺はイッてねぇ、」


そう言うと腰をぐっと持ち上げ腰をうちつける


「ひぁ!んんぅ、あ、やらっ!イク!イクっぁあ!」


爆豪「っ、はぁ、はぁ」


グタッとすれば肩で息をする爆豪くん。


「あ、ぅ、のね?」


爆豪くんに話しかけると「あ?」と言いながら抜かれるから変な声が出る


「最後って…もう終わり?」


爆豪「だろうが、告られたんだろ?てめぇ」


「こ、告られた…けど、振っちゃった。」


爆豪「は?」


「あ、あのね?私ね爆豪…くんが」


爆豪「クソッ」


私の口を手で塞いで顔を赤らめてそっぽを向く爆豪くん。


爆豪「それ以上言うなクソ」


私にすきになられたら迷惑かな。
そう考えると呆気なく終わったこの片思いに何故か涙が出てきた


爆豪「好きだわ。」


そっぽを向いて言う爆豪くん。
その顔はさっきまでよりも赤い


爆豪「なんか言えや、クソ…って!何泣いとんだ」


「だ、って、せ、セフレだと思ってた、からぁ!」


爆豪「まぁ、初めはそんだけで良かったけど…なんつーか、分かんだろ!てか分かれや!お前見とると心臓痛くなるんだクソ!」


「え!な、名前。」


爆豪「あ?だろ?お前、付き合うんなら呼ぶだろ普通」


「か、かっちゃん!」


爆豪「あ?なんでそれなんだクソ!」


かっちゃんと呼べばほっぺを掴まれ左右に揺さぶられる


「か、勝己…くん。」


爆豪「勝己って言えや」


「勝己…」


爆豪「はっ、悪くねぇ」


そう言うとちゅっとまたキスをして寝んぞと言いながら抱きついて布団に潜る。


甘い匂いに包まれながら
いい夢を見た気がした。
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