第17章 負けず嫌い 黒尾鉄朗
ある日の夜。
黒尾鉄朗くんと喧嘩しました。
それは何気ないことでした。
黒尾「って気持ちよくなりすぎると声抑える癖あるのな」
「…ない」
黒尾「いやいや、ちゃん。あるって」
「てつはイきそうになるとキュって目つぶって唇噛むよね」
黒尾「それは無いわ」
こんなくだらない言い合い。
どう喧嘩になったのでしょう?
「私は声抑えてるんじゃなくて、、き、気持ちよくないから出ないの!」
黒尾「わー!言ったな!泣くぞ!」
「ふん、泣けばいいじゃん」
黒尾「おっし、じゃあ一週間後勝負だ。お前は俺のテクが気持ちよくねぇんだろ?じゃあが声出したらアウトな」
「じゃあこっちも…って、私は…うーん、唇噛んだら私の勝ちね。」
黒尾「負けたら…言うことひとつ、なんでも聞く。これでどうよ」
「乗った。じゃ、一週間後なら一週間えっち禁止ね!」
黒尾「え?」
「当たり前よ、我慢してよ?」
そんなこんなで一週間後…私たちに負けられない戦いが出来ました。