第3章 すきの瞬間 二口堅治

二口堅治


「あっつ！」


二口「そりゃエアコンもないこんな部屋暑いに決まってるじゃん」



「なんで…なんでこんな暑い日に学校来なきゃ行けないのよ。」




二口「俺らが実習課題クリア出来なかったから」



夏休みになりパラダイスな計画を立てていたもののそれが崩れる。



夏休み前の実習、俺らは課題クリアにならず夏休みに出てこないといけなくなった。



「もー、や。実習服暑いし、」


そう言うと上着をパタパタとして風通しをよくしようと頑張ってる



二口「っ、ばか！お前今下着てないのにんなことすんな」




暑いからといい、いつもならカッターシャツを着た上に着る実習服を今はカッターシャツを脱いで着ている



「んふ、コーフンした？？」



二口「てめぇ、帰り覚えてろよ」



「今日は賢治のとこ寄りませーん」



二口「なんでだよ、」



「身の危険感じるから」



二口「知るか、ったく、さっさと終わらせて帰ろー」



ブチブチ文句言いながらぐたぐたダラダラやってやっと2時間後に帰れた



「おじゃまします」


実習中は寄らないだのあーだこうだ言ってた割には寄っていくあたりこいつはバカだ。