第16章 独占欲 轟焦凍
最近、学校が楽しい。
怖いと思っていた爆豪勝己もまぁ、話してみれば面白い。
キレッキレに怒ってくるけど結局は手伝ってくれたり、なんだかんだ優しくて良い奴。
緑谷くんも女の子慣れしてないのかタジタジだけど、頼れるところは頼れる。
爆豪「おい!てめぇどこ座っとんだ!」
「かっちゃんの上」
授業終わりの休み時間
かっちゃんの机に集まるのが日常となった上鳴と切島それに瀬呂
爆豪「ッチ、降りろや!」
「わっ!危ないって!」
ガタッと椅子が動いて地面に落ちそうになる
それをかっちゃんの足に手を置いてバランスをとる
爆豪「ったく、今回だけだかんな!ありがたく思えよ!クソ!」
「うん!ありがとー!」
上鳴「それ毎回言ってね?」
瀬呂「まぁ、爆豪もには甘いってことだろ」
かっちゃんの上に座ることが当たり前になってきたこの頃。
初めは誰もが『ひっ!殺される!』って目で見ていた光景も今では『あー、またやってるよ』的なのに変わってきた
上鳴「あ!そいえば、これ食う?」
そう言われて上鳴が見せてきたのはポッキー
「1本ー」
そういい取るといいこと思いついたとかっちゃんと向き合い座る
「ふふ、ポッキーゲームじゃ!」
爆豪「やるか!」
「えー!つまんないの!」
瀬呂「お!じゃあ俺とやろうぜ!!」
「瀬呂はなんかしそうだからいやー」
瀬呂「なんだそれー」
なんてこんな楽しい生活がある学校が最近楽しい