第4章 明日に備える(跡部/宍戸)
跡部は先程、上下黒のトレーニングウェアだったが、今はグレーのVネックシャツに、白の七歩丈ズボン。
上にダークブラウンの薄手ジャケットを腕まくりして着ていた。
跡部「どうした」
めいこ「あの、もしかしてシャワー浴びて来たんですか?」
跡部「あぁ。それがどうした」
めいこ「なんか、シャンプーの良い匂いがするなーって思って」
跡部「フッ、やめろ、照れるだろーが」
めいこ「全然照れてないように見えますが」
その後駅で、跡部は初めて電車のICカードを作ったのだった。
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