第27章 【番外】節分したくば越えてみよ(氷帝レギュラー)
めいこ「えーっ!」
今までニコニコと待っていためいこは、途端にショックを受ける。
忍足「ちょいちょいちょい、可愛い鬼が恵方巻き食べるの1大イベントやん」
向日「エロイベントな」
忍足「やかましい」
滝「じゃあ...俺のと半分こしようか」
めいこ「滝様!!!」
滝「はい、アーン」
【ポォン】
何人かが生唾を飲んで見守る中、どこからか録画の音が響いた。
撮ってんじゃねぇええ!
とは、今めいこも喋れないので、福の方角を見ながら一生懸命恵方巻きを頬張る。
滝はとうとう直視できなくなり、顔を背けた。
跡部はその様子を横目で挟みつつ、「キングキングキング」と脳内連呼しながら黙々と食べている。
数分後。
鳳「ごちそうさまでした。あの...ところで、鬼は外はどうするんでしょう」
「「あ」」
宍戸「確かに、すっかり忘れてたぜ」
向日「よし和栗、外に出ろよ。思いっきりぶっかけてやるから」
めいこ「ええっ?!」
忍足「語弊があるんやけど」
日吉「エロタリ先輩」
忍足「なんやて?!」
跡部「ふっ...さすがに和栗に当てるのは忍びない。ここは俺が人肌脱いでやる」
めいこ「さすが部長!」
跡部「何故なら、俺様も今日は鬼のパンツだからだ!」
バーンと、得意げにズボンを脱ぐ跡部。
日吉「なっ!何ぃー!」
跡部「さぁ、俺様の棍棒を逃れて鬼は外やればいいじゃねーの、ハァーッハッハッハッハ!」
寒い中、上も脱いでパン1で外に出ていく跡部であった。
ゆゆか「...テンションたっか」
めいこ「やっぱ思ってたのと違う」
ゆゆか「分かる」
【END】