第15章 【番外】思わぬお年玉(仁王/跡部)
跡部「で、お前らはさっき何やってたんだ?」
めいこ「え"っ」
仁王「あぁ、迷子にならんよう手をつないでただけなんじゃがな、どうやら性感帯の1つだったらしい」
めいこ「エ、チガウシ」
跡部「なんだそんなことか、逆に性感帯じゃない箇所を探す方が難しいぜ」
めいこ「ハハハハナニイッテンデスカコノヒトー」
仁王「ほー、なら今確かめてみようかの」
仁王の腕がスルリと腰に回ってくる。
めいこ「えちょっと?!」
跡部「オイここで姫始めでもするつもりか」
すかさず跡部がめいこの肩を引き寄せる。
めいこ「ヒメハジメ??」
仁王「仕方ない、3pならどうじゃ」
めいこ「サンピー????」
ハテナがいっぱいの顔しためいこを見た2人は、思わず吹き出した。
跡部「ククッ、なんでもねーよ、冗談だ」
仁王「かわいいかわいい、かわいーのぉー」
めいこ「わー!ちょっともーなんですかー!やめれー!」
2人にワシャワシャと頭を撫でられ、髪はあっという間にボサボサになった。
めいこ「もー!せっかくセットしてきたのにぃい!」
仁王「すまんすまん、つい、の」
跡部「セットなんかしてなくても俺様は気にしねーよ」
めいこ「乙女心は気にするのぉ!」
その後、めいこ達はしばらく近所をドライブし、ホカホカに温まった体で自宅に帰ったのであった。
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